セックスの時に服を脱ごうとしたら彼に止められたことはありませんか。
男性が一番興奮するのはありのままの全裸かと思いきや、着衣を好む男性は少なくありません。
女性からすると服の汚れやシワなども気になる所ですが、男性はどんな心理で着衣を求めるのでしょうか。
着衣でのHを好む男性の心理状態についてご紹介致します。
着衣セックスが好きな心理1:新たな刺激が欲しいから
セックスは肌と肌の触れ合いですので、全裸で行うことが一般的と言えます。
その方が密着感もありますし、お互いの全てが見えるのでシンプルです。
まだセックスを覚えたての男性や付き合いたてのカップルであればお互いの全てを見せた方が興奮できます。
しかし興奮はそんなに長続きするものではありません。
単純に言ってしまえば全裸でのセックスはシンプル過ぎてすぐに慣れて飽きがきてしまいます。
女性の場合はセックスに愛情などの充実感を求めますが、男性はそれ以上に刺激を求めます。
着衣のままセックスをすることで新鮮な刺激を得ることができるため男性はそのシチュエーションを好みます。
下着をつけたまま、服の一部を脱がしたままのセックスはその日の服装でまったく新しい興奮を呼ぶことになります。
コスプレセックスが好きなのも同様であり、衣装がセックスをより盛り上がらせます。
常に貪欲に刺激を求めるからこそ男性は着衣でのセックスを好むのです。
着衣セックスが好きな心理2:見えていない部分が興奮を呼ぶ
男性は見えない部分を想像することが大好きです。
想像力は男性の性欲を支える重要な要素になっており、全てを見てしまうよりも、見えていない部分を想像することに楽しみを覚えます。
全裸になってしまうとその想像力を働かせる余地がなくなってしまうことになります。
見えている部分には男性はあまり興味を持つことができません。
全てを晒されるよりも隠されている部分を想像したり、ちょっとだけ覗くことの方が刺激が強いのです。
これはチラリズムが好きである心理と同じです。
男性はパンチラや胸チラを見たがりますが、これは本来見えない部分が偶然にも見えてしまうから興奮します。
さらに言えば結果的に見えなくても良いくらいです。
見えそうだけど見えなかったというもどかしさにこそロマンを感じることになります。
「パンツが見たいなら見せてあげる」と思いっきり見せようとする女性がいますが、これは男性からすると「それは違う」ということになります。
隠された秘密を暴くことに性的興奮があるので、見せられるのは興奮しません。
その心理が着衣セックスにも通じています。
男性はどこでも良いからとにかく隠して欲しいと思っているのです。
着衣セックスの場合、性器や胸など本来隠れている部分は丸見えになっているので矛盾しているように思えますが、想像の余地さえあれば例えば腕などの普段から見ている部分でも良いくらいです。
どこが隠れているかではなく、どこかが隠れていることが重要ですので単純な心理とも言えます。
着衣セックスが好きな心理3:服を着ている違和感が良い
着衣セックスを好む男性の中にもフェチは混在しています。
完全に服を着せたまま下着のみをずらして挿入したい人もいれば、どこか一部分でも残っていれば良いという人まで様々です。
ですがそこに共通している心理は違和感を求めているということです。
いつでも人前に出ることができるようにきちんとした服装をしているのに性器だけが繋がっているのはすごい違和感です。
ほぼ全裸なのにスカートだけは残っているというのも、セックスの基本から考えると違和感があります。
こうした着衣セックスを好む男性はこうした違和感のある状態が好きで、自分達がいけないことをしているという感覚を楽しんでいます。
常識から外れていることはいつだって刺激的です。
それは性的刺激も同じで常識から外れた行為をしているからこそ満たされるので、全裸では物足りないのです。
違和感を与えるのであれば、ワンポイントでも十分です。
例えば靴下だけ残したままのセックスでも違和感はありますので着衣セックス好きの男性は喜びます。
どうしても着衣セックスに耐えられない場合は真っ向から拒否するのではなく、一部分で対応することが有効な対策です。
着衣セックスが好きな心理4:恥ずかしがる姿に興奮する
チラリズムの心理にも似ていますが、女性が恥ずかしがる姿は男性を欲情させる効果があります。
着衣セックスは女性の羞恥心を一層煽るものですので、結果的に男性が好むシチュエーションになりやすくなります。
自分に置きかけてもらえばわかるでしょうが、全裸になって全てを見せてしまうと一種の開き直りのような心理状態になります。
ですが服を着ているのに一部分だけ露出していると、既に散々全裸を見せている相手であっても妙に恥ずかしくなってしまうものです。
そうやって恥ずかしがる姿を見ることで男性の嗜虐的な部分を刺激して興奮させることになります。
また、全裸になることは「これからセックスをします」と宣言しているようなもので広がりがありません。
しかし着状態はまだどうなるかわかない部分を残しています。
オープンに受け入れられるとどこか物足りなさを感じてしまいますが、着衣のままであればそのままセックスをすることもできればもう少し脱がせることも出来て段階的に女性を追い詰めて楽しむことができます。
女性に恥ずかしい想いをさせることができる着衣セックスは支配欲の強い男性にとって楽しみが多いのです。
着衣セックスが好きな心理5:服についた匂いが好き
男性は女性の匂いも好きです。
セックスは全身で感じるものですのでその中には嗅覚も含まれています。
女性の服についた匂いというものはそれだけで男性を興奮させる材料になります。
普段の生活の中で女性は色々な匂いを発しています。
それは香水であったり体臭ということもありますが、シャンプーや服についた洗剤の匂いでもあります。
日常的に女性のそういった匂いを嗅いで妄想を膨らませている男性にとっては服の匂いも女性の一部です。
服を脱がれてしまうとその匂いがなくなってしまうので何かが欠けたように思えてしまいます。
服にはその女性特有の匂いも染みつきやすいので、そこに愛おしさを感じているという場合もあります。
いずれのケースにせよ、全裸のセックスでは大事な匂いが欠けた状態になってしまいますので、着衣が好きと言うよりも着衣でなければいけないという心理状態にあります。
着衣セックスが好きな心理6:AVやマンガなどフィクションの影響
着衣セックスへの憧れはAVやゲーム、漫画といったフィクションによる影響が大きくあります。
まったくそれらに触れずに大人になる男性は皆無と言って良く、セックスを覚える前に確実に性に関する情報はそこから仕入れています。
そういったフィクション作品の場合、様々なシチュエーションでのセックスが描かれますが登場人物のアイデンティティを保つために衣装は着たままということが多いです。
例えば学校もののセックスの場合、制服を着ていなければその女性がどのような人物かが伝わらなくなりますので作品のコンセプトが失われることになります。
そういった作品に慣れてしまっている男性にとって、もはや着衣セックスは当たり前の行為に映ります。
フィクションで覚えたセックスの知識を現実のものと認識している男性は多いですが、それと同様に着衣セックスは創作物による影響ということになります。
作り手もその方が登場人物のキャラ付けもしやすく、ウケも良いのでそういったものを大量に供給します。
それを見て男性はさらにそのシチュエーションに憧れを抱くようになっていきます。
着衣セックス好きはフィクションへの憧れを表しています。
着衣セックスも性的嗜好の1つ
男性にとって着衣セックスは興奮を高めるものですので、マンネリ防止の意味でも悪いことではありません。
毎回付き合うことはないにしても気持ち悪いと否定せずに受け入れることも大切です。
服を傷つけられることが嫌であれば、セックス時は着替えるなどをして対策をとってみてください。